2026/08/10 09:00

 図書館で高野秀行さんの著書「幻のアフリカ納豆を追え!」を借り、一昨日、読み終えました。


 アフリカで納豆?

 納豆と言えば、アジアのイメージがあります。
 でも、実は、西アフリカの方がアジアより多くの人たちが納豆を食べているようです。

 日本や韓国、ミャンマーなどの納豆は、大豆から作られますが、アフリカの納豆、スンバラまたはネテトゥは、パルキアという木の実から作られます。

 パルキアは、西はアフリカの西端セネガルの南部から東はアラビアに近い南スーダンまで、ちょうど、サハラ砂漠の南の縁、サヘル地帯の作物で、アフリカの納豆も、この地域で作られています。

 そして、アフリカではちょっとしたメジャーな食品となっており、その消費量はアジア全体の納豆消費量を凌駕するようです。

 納豆とアフリカはあまり結びつかないですが、これは意外でした。

 原料はパルキア豆とはいえ、パルキア豆は日本の納豆の原料である大豆ととても似た豆。
 タンパク質が多く、脂質が少なく、理想的な健康食品でもあります。

 そんなことから、西アフリカでも、納豆は健康に良いとされ、昨今の健康ブームに乗り、とても人気があるとのこと。

 また、この本でさらに興味深かったことは、なんとあのバオバブの木の実やハイビスカスの実でも、納豆が作れるということ。

 ただ、バオバブの木の実やハイビスカスの実から作った納豆は、ダシを取るための納豆で、ダシをとったら、畑の肥料にしてしまうそうです。

 納豆一つでも、深掘りしてみるとおもしろいものですね。


 最近、私は、大豆食品をよく食べています。大豆のプロテインや納豆、豆腐など。

 タンパク質が豊富で「畑の肉」と言われる大豆は、炭水化物や糖質に偏りがちな現代において、積極的に取り入れたい食べ物ですね。

 画像はパルキア豆です。