2026/05/20 09:00

 ユダヤ人は賢い人々として有名な民族です。幾多の迫害を乗り越え、小さな民族ながらノーベル賞の獲得数は群を抜いており、世界的な大企業の経営陣には軒並みユダヤ人が名前を連ねます。


 そんなユダヤ人は、人生を死ぬ時から考えるそうです。「今、何歳?」ではなく「あと何年生きられるか?」そう考えることで、限られた時間を認識し「将来のため、今、何ができるか?」を常に考えているとのことです。

 私は、本でこの話を読んだのですが、この「人生を終着点から考える発想」には驚きました。

 私たち日本人は「今日があって明日があって延々と続く。そんな時間感覚を持っている」と言われます。私たちの時間感覚では今日の1時間も明日の1時間も同じ1時間です。一方、ユダヤ人は「明日の1時間は今日の1時間より1日だけ老化した自分が受け取る1時間。そんな時間感覚を持っている」と言われます。彼らの時間感覚では今日の1時間と明日の1時間は違う1時間となります。この時間感覚を持つと「今の時間は未来の時間より価値が高い」という発想になります。

 100万円、事業にかけ失敗したとすると、お金を損したことに痛みを感じます。一方、この時間感覚を持つと、お金以上に、かけた時間が無駄になったことを気にします。時間はかけがえのないもの。失ったその時はもう取り戻せない。人生は有限なので、一つ一つの時間が自分にとって特別な存在です。

 私はお店を開いてみて「“今日の1時間と明日の1時間は違う” という感覚は、お店の経営と相性がいい」そんなことを感じるようになりました。人は、100万円かけて事業を起こし失敗した場合、100万円の損失だけを考えます。でも、本当の損失は、失敗する事業に大事な時間を費やしてしまったことです。お金は取り戻せます。でも失った時間は取り戻せません。もちろん失敗から学べることもあります。でも、人生の時間が有限である以上、できるだけ遠回りを減らし、本当に価値のあることに時間を使う。その感覚が大切なのだと思います。

 これは、石鹸についても言えます。毎日使う石鹸だからこそ、自分に合った石鹸を探す手間を惜しみ、自分の肌に合わない石鹸を使い続けるのではなく、肌に負担をかけず、少しでも心地よく過ごせるものを選ぶ。それもまた時間を大切にするということにつながらないでしょうか?

 私たちは、そんな、あなたに合った石鹸を探すお手伝いができれば幸いです。