2026/04/15 09:00

 昨日、“道の駅とよはし” で興味深い商品をみかけました。それは唐辛子入りのオリーブオイルです。見るからに辛そうな紅色の液体に、1本、唐辛子が入っています。これは相当辛いだろうな。それにしても、いったい、何に使うのだろうか?疑問に思い、調べてみました。


 唐辛子の辛さの成分、カプサイシンは脂溶性(油に溶ける)のため、オリーブオイルに漬けることで、辛み成分を効率的に抽出でき、代謝促進や保温効果を高めることができます。唐辛子入りのオリーブオイルは、イタリアでは「ペペロンチーノ・オイル」と言われ、中華料理のラー油やパスタなどにかけるタバスコのような使い方ができるみたいです。私はアヒージョが好きで、時々、自分で作ります。アヒージョを作る時は、唐辛子やニンニクを入れて作ります。これを使えば、唐辛子やニンニクを入れる手間が省けます。これはよいものを発見しました。

 しかし、唐辛子入りのオリーブオイルは値段が高い。そこで自分で作るとなると、次の2つの方法があります。1)乾燥した唐辛子を買ってきて、オリーブオイルに入れ、冷暗所に2週間程度置く。2)200ccのオリーブオイルに2本か3本の割合で乾燥した唐辛子を入れ、加熱して香りを移す。どちらの方法を採用した場合でも、オリーブオイルは2週間から1カ月以内には使い切る必要があります。加熱により短時間で唐辛子の成分をオリーブオイルに移す2)の方法は、オリーブオイルは、こげやすく、また、過熱による変質も考えられるため、作る時も、保存するときも、それなりの技術が必要です。そのため、料理人ではない普通の人が作るには、時間をかける1)の方法がよいみたいです。

 一方、ニンニクを入れた唐辛子入りオリーブオイルは、ニンニク中のボツリヌス菌(食中毒の原因)が嫌気性菌(空気を嫌う菌)のため、空気のない油内で繁殖しやすく、とても危険です。ニンニク入りが欲しければ、市販のものを買った方がよさそうです。

 驚いたことに、唐辛子入りのオリーブオイルで作った石鹸もあるそうです。オリーブオイルに唐辛子を入れ石鹸を作ることで、唐辛子の温感作用(体を芯から温める作用)とオリーブオイルの保湿が活かせるとのこと。ただし、唐辛子の成分は刺激が強いため、敏感肌の方は使用に注意が必要です。手作りでもできるようですが、唐辛子は刺激物なので、素人が簡単に作れるものではありません。また、唐辛子入りオリーブオイル石鹸、残念ながら日本では流通していないようです。唐辛子は肌に刺激を与えるため、石鹸に含め販売するにはリスクが高すぎるとのことです。

 画像は、道の駅 とよはし の食彩村で買った唐辛子入りのオリーブオイルです。103gで2,376円(税込み)と、とても値段が高かったです。でも、気になる味は良い。ピリッと辛くて食材が引き締まります。