2026/02/25 09:00
乳酸菌といえば、胃腸の健康に良い菌ということは多くの人が知っています。でも、多くの人は「生きた乳酸菌が胃腸の働きを整える」と考えているようです。ヤクルトなどの健康飲料販売業者も「生きた乳酸菌が含まれる」をうたっています。でも、本当のことを言えば、飲む時点では生きた乳酸菌でも、乳酸菌の大部分は胃の中の胃酸によって死んでしまいます。そのため、乳酸菌が生きているか死んでいるかはあまり関係がないようです。
乳酸菌の本当の力は、乳酸菌が生み出す乳酸にあります。乳酸は物質ですから、乳酸菌が生きていようが死んでいようが乳酸菌の体の中に存在します。人の腸は弱酸性に保たれることで、悪玉菌の繁殖を抑え、胃腸を健康に保っています。乳酸は酸という字がつくことからも分かるように、酸性の物質です。乳酸菌を摂取することで、乳酸菌の中に含まれる乳酸が腸内を弱酸性にし、人体に危害を与える悪玉菌を殺し、食べカスの腐敗や腸壁の炎症を防ぎます。また、もう一つ大きな働きがあります。それは、乳酸が免疫細胞を刺激し体全体の免疫力を高めることです。
体内で一番、病原菌から守らなければならない場所は食べ物を吸収する腸です。なぜなら食べ物についてさまざまな刺激物や細菌などが入ってくるためです。そのため「人体の免疫細胞の7割が腸に存在する」と言われています。乳酸はその免疫細胞に刺激を与え免疫細胞の力を引き出す働きがあります。腸壁から吸収された乳酸は腸の免疫細胞を鍛え強くします。乳酸で鍛えられた免疫細胞は危険な菌に対してもその力を発揮します。
免疫細胞は血液循環により全身とつながっています。そのため、腸の免疫細胞が鍛えられれば、全身の免疫機能が向上します。その結果、肌荒れやアレルギーが改善したり、病気になりにくくなったりするそうです。乳酸菌入りの健康飲料は体にいいものですが、乳酸菌は乾燥して粉末にすることで、より効率的に摂取できるようです。
乳酸菌の話。私はとてもおもしろいなと感じました。
オリーブオイル石鹸は体の中までは影響しません。乳酸菌には負けます。でも、肌を痛めず肌を健康に保つことで、外からの悪い菌の侵入を防ぎ、病気になりにくい体をつくります。皮膚は体の防御壁。防御壁の清掃にも、防御壁自体を傷つけないものを選ぶ必要があります。

