2025/12/20 09:00
株式会社ササキアロエの自然石鹸「アロエの心」を販売するにあたり、アロエについて勉強するため、豊橋市中央図書館で「アロエ健康法・主婦の友社」を借りてきました。閉架図書のため、係員に告げ、受付の奥の棚から持ってきてもらいました。平成21年7月10日発行の本なのでやや色あせています。この本には、食べる、塗る、と用途ごとにアロエの使い方が掲載されています。中には、アロエの刺身やアロエの育毛剤など、聞いたこともないものまであり、読んでいて楽しい本です。
では、なぜアロエにはこれほどまで多くの効用が期待できるのでしょうか?この本の最初の章は藤田保健衛生大学の医学博士・別府秀彦氏によりアロエが健康に良い理由が事細かに紹介されています。詳細は省きますが、何しろ薬効成分が豊富で、従来言われているような傷や火傷の治癒からストレスによる胃潰瘍や糖尿病を防ぐ作用、ガンの働きを抑える効能など、多岐にわたります。石鹸で使う場合、塗ることで得られる効用となりますが、やはりバイ菌を防ぐ働きと傷の炎症をやわらげる働きが大きいですね。
以下、キダチアロエに含まれる14の成分とその働きの一覧を掲載します。
(元・福山大学薬学部教授 八木 晟(ヤギアキラ)氏 執筆)
※キダチアロエは日本でよく見かけるアロエです。
アロイン(バルバロイン) / 健胃(ケンイ)・緩下(カンゲ)・瀉下(シャゲ)作用
アロエウルシン(乳酸マグネシウム) / 抗潰瘍(カイヨウ)作用
アロエエモジン / 緩下(カンゲ)作用
アロエシン / 抗菌作用、チロジナーゼ阻害作用(美肌効果)
アロエチン / 抗カビ作用、抗菌作用
アロエニン / 健胃作用
アロミチン / 抗腫瘍作用
アミノ酸類・有機酸類 / メラニン形成阻害作用(美肌効果)
酵素類 / 抗炎症作用
シュウ酸カルシウム / カルシウム素材
芳香性成分 / 鎮静作用
ホモナタロイン / 健胃・緩下・瀉下作用
ミネラル / メラニン形成阻害作用(美肌効果)
ムコ多糖体(糖タンパクを含む粘液質) / 抗腫瘍作用など
※サポニン/抗菌作用 はキダチアロエには含まれていないため省きました。
<語句の説明>
健胃(ケンイ)・・・胃の働きを助け、元気にすること。
緩下(カンゲ)・・・便を柔らかくしたり、腸の働きを穏やかに刺激して、自然に近い形で排便を促すこと。
瀉下(シャゲ)・・・便秘を解消するために下痢を起こさせ、代弁を排出させること。
潰瘍(カイヨウ)・・・皮膚や粘膜が深く傷つき、組織がえぐれて穴が開いた状態。
チロジナーゼ・・メラニン色素を合成する酵素。
カルシウム素材・骨や歯の健康維持に不可欠なミネラル源
自然石鹸「アロエの心」につきましては、試しに12個、限定販売を行う予定です。
好評でしたら、再度、追加で取り寄せます。
販売開始は12月25日(木)を予定しております。
販売開始日は現段階ではまだ予定です。変更になることがあります。
販売開始時にはメルマガでお知らせいたします。

