2025/11/30 09:00

 11月27日(木)、東京ビッグサイトで開催の展示会、ウェルネスフードジャパン2025で、(株)ササキアロエの “自然石鹸アロエの心” を見つけました。日本で出回っているアロエには2種類あり、健康食品の成分や化粧品などに使われるのがキダチアロエ、ヨーグルトやジュースなどに果肉が入っているのがアロエベラです。日本でよく見かけるアロエはキダチアロエです。このアロエは薬用や観賞用として家庭で栽培されています。ササキアロエでは、このキダチアロエを乾燥し粉末にしたものを石鹸原液に混ぜ、とても興味深い石鹸を製造しているとのこと。当日、ササキアロエは展示会ブースへ石鹸を持って来てはなかったので、私は現物を見ることができませんでした。でも、展示会ブースの担当の方からいろいろお話をお聞きすることができました。


 アロエには、保湿、日焼け後のケア、美白、ニキビ・黒ずみケア、胃腸の調子を整える効果、免疫力を高める効果、皮膚の炎症を抑え火傷や切り傷の治癒を促進する効果など、さまざまな効果があると言われています。これらアロエの効果は、アロエに含まれる糖タンパク質、多糖類、アロエニン、サリチル酸などの成分によるものとされています。そして、アロエは、豊富な日光と温暖な気候、水はけの良いミネラル豊富な土壌で潮風に吹かれながら育つと、それら人体に良い成分をより多く含むようになります。ササキアロエが使っているアロエは、工場がある静岡県の伊豆半島、西伊豆町の海沿いで育ったアロエです。伊豆半島の西海岸、西伊豆町は上記の条件にぴったり当てはまる場所であり、そこで育ったアロエは他の地域で育ったアロエより人体に良い成分が豊富とのこと。

 さらに、すべてのアロエ畑が工場から直線距離で1km以内にあり、ササキアロエの工場から車で5分とかからないそうです。刈り取った後、素早く加工できる体制が整っているとのこと。アロエは見た目でも分かる通り、水分を多く含んだ植物です。そのため、刈り取るとすぐに劣化が始まってしまいます。アロエ畑で刈り取ったアロエを迅速に処理する必要があり、その点、ササキアロエはとても恵まれています。

 私は、すっかりササキアロエのアロエ石鹸に魅了されてしまい、さっそく、お取引きのお願いをしてきました。

 私の実家には、アロエの鉢があり、火傷したり擦り傷や切り傷をした時には、葉を一枚とり、その果肉を傷口に塗った覚えがあります。アロエを塗ると傷口がグジュグジュ膿むことがない。赤くなり熱を持つこともない。それを身をもって体験しました。医薬品に入っている抗生物質ペニシリンはカビ菌が他の菌を抑えるために発している物質。菌類や植物は自身を守るため抗生物質を持っています。アロエも同じです。昔の人は抗生物質のことは知らなかったですが、経験上、特定の植物を傷口につけると傷が膿まないことを知っていたのでしょうね。

 今までクノッソス石鹸一筋でやってきましたが、そろそろ他の石鹸も扱いたいと思っていました。そんなタイミングで私はこの石鹸に出会いました。アロエ石鹸はクノッソス石鹸ほど安い石鹸ではありません。でも、アロエの薬用効果は本当にすごいです。皆様にもぜひ体験していただきたいです。

 今、ササキアロエと取り引きについて話し合い中です。クリスマスまでには当店の店舗およびECサイトでの販売を開始できると思います。