2025/11/20 09:00

 一昨日、来年の宅建士試験へ向けての勉強会サークルの関係で、近所にある豊橋市南部生涯学習センターへ行き、会議室の利用について聞いてきました。20人が利用できる会議室で午前と午後の部が590円、夜間の部が790円。趣味のサークルなどで利用するには利用しやすい金額です。一昨日は行きませんでしたが、他にも調理実習室があり、料理などを作ることができます。ただし、営利目的での利用は利用料金が3倍になるとのこと。以前は営利目的での使用はできなかったようですが、昨年の4月から可能になったとのことです。ただ、営利か非営利かの区分けは、会社が借りる場合など明らかに営利目的の場合でなければ、かなり曖昧です。担当者の話では、講師が人を集めて申し込むと、参加者からお金をとっていなくても営利目的となり、利用料金は3倍となるが、講師以外の人が講師を招いて開く場合は、参加者からお金をとっていても非営利目的となり、通常料金すむとのこと。申し込む参加者の代表は豊橋市民である必要もないようです。営利目的での利用が解禁されるまでは、会社が借りることはできず、また講師が申し込むこともできなかったようですが、利用料金を3倍にすることで可能にしたようです。ただ、以前でも、たとえ会社が借りるにしても、参加者が申し込めば非営利扱いで申し込めたので、この辺りは規約で杓子定規に決められているだけのような気もします。市民館の利用に関しては、おそらくどの市町村にも類似施設はあり、似たような規約でやっていると思います。


 地域の行事や子供会ではよく利用しますが、それだけでなく、地域の福祉とは関係のないことや、セミナーなどでも利用できるみたいです。玄関には市民館を利用して活動しているサークルの一覧があり、やや年齢は高めの方が多かったですが、さまざまな活動をされているようでした。中には、めずらしい技術を持つ人が講師となり、親子で楽しむ体験講座みたいなこともされており、以前は、調理実習室を使い石鹸作りをされているのも見かけました。

 石鹸づくりは、時間がかかるため、油を鹸化反応させ、石鹸の原液を牛乳パック入れるまでが体験で、その後は、家でじっくり固まるのを待つようです。ただ、石鹸づくりには苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)という劇薬を使うので、大人が慎重に扱い、子供は見ているだけになってしまいます。でも、油が反応する様は、なかなか興味深いものであり、また、自分が作った石鹸が使える楽しみもあります。透明なグリセリンソープを電子レンジで溶かし、それに香料を混ぜることで、宝石のような石鹸を作る企画もあるようです。これなら、既存の石鹸を電子レンジで溶かすだけなので、安全ですし、出来上がりも綺麗で目を楽しませてくれます。

 地域の市民館、地域外の人でも参加できる企画も多いですが、多くの企画は全く宣伝はしていないため、そのサークルの仲間か、市民館のホームページを見るか、市民館に行かなければ、知ることができません。時間がある時にちょっと巡ってみるのも楽しいかもしれません。