2025/10/20 09:00

 私は “手荒れの多くは手の洗いすぎによる乾燥肌” と考えています。夏場の湿度が高い頃は、手を洗っても肌が荒れることが少ないですが、冬場の湿度が低い頃になると、手の洗いすぎはすぐに肌荒れとして現れます。

 脂は水には溶けないため、水で洗ってもなかなか落ちません。しかし、石鹸はゴミが付着した脂を水に溶かして落とすのが仕事ですから、石鹸をつけて洗うと、皮膚の表面の脂もゴミと一緒に落ちます。体の脂が補充されるより早く脂をとってしまうと、皮膚表面の角質がむき出しとなり、むき出しとなった角質が外気によって痛めつけられると乾燥肌になります。健康面から考えれば、手を皮脂が落ちるほどゴシゴシ洗わなくても、病気になることはありません。でも、私たちは、「手をしっかり洗わないと病気になる」と言われ、小さい頃から「手には洗剤をつけよく洗うよう」教えられ、それに従ってきました。その結果が肌荒れなんですね。でも、だからといって手洗いをひかえるのは、多くの人にとって精神的によくありません。

 

 “手はしっかり洗いたいけど、肌の角質の脂を落としすぎないようにしたい”

 そんな願いをかなえるのがクノッソス石鹸です。クノッソス石鹸は石鹸の中では洗浄作用は弱め。そのおかげで手を洗っても手の脂が取れすぎることなく、脂の上部に浮いたゴミやチリが除かれます。また、石鹸自体が油からできているため、手の表面に油分を与えます。その与える油分は石鹸の原料となった油です。クノッソス石鹸の原料であるオリーブ油は、刺激成分が少なく、人の肌になじみ、うるおいを与えます。また、石鹸製造過程で生まれるグリセリンは保湿成分として優れています。クノッソス石鹸を使うことで、手を洗うたびに、保湿剤を塗ったような洗い上がりになります。乾燥しがちなこれからの季節。肌を痛めないためにもクノッソス石鹸は重宝します。