2025/05/10 09:00
私は炊事場も洗面所も風呂場も今は石鹸を使っていますが、以前は、炊事場には台所用洗剤、洗面所にはハンドソープ、風呂場にはボディソープとシャンプー、リンスを使っていました。石鹸と違い、これらは容器のボタンを押せば、液状、泡状で洗剤が吹き出し、それをそのまま使うことができます。石鹸のように泡を立てる手間がかかりません。
手洗いには、さほど泡立てる必要はないので、洗面所のハンドソープを石鹸に変えても、あまり変化はありませんでした。むしろ、石鹸のぬるぬるはヒゲを剃るには好都合でした。ハンドソープを顔に塗ると、泡が多すぎて剃りぬくいのですが、石鹸ですと、適度に湿り気と滑りがあり、肌を痛めずスムーズに剃ることができます。
一方、炊事場と風呂場では、石鹸を泡立てなければならないことに、最初はイライラしたものです。ただ、台所洗剤をやめたところ、指先の荒れがなくなり快適だったので、台所は、手間でもスポンジにゴシゴシ擦り付けて泡を立てました。台所洗剤は洗浄力が強く、冬場など、手がカサカサになってしまいます。そのため、薄手のゴム手袋をつけて洗っていたのですが、ゴム手袋の着脱は面倒、また、それをつけて洗うと、とても洗いにくかったです。その手間に比べれば、石鹸でゴシゴシの方が楽です。
一番、面倒くさかったのは、風呂場です。泡立てネットで泡を立てても、体を洗うには少なく、何度か泡を立てる必要があります。私は、石鹸を使った方が、肌の調子や髪の調子がよいので、石鹸を使っていますが、そうでなかったら、風呂場で石鹸を使いたいとは思いません。
使用量についても、洗面所で洗手と洗顔に使っているだけなら1個(100g)で、2カ月はもちます。私が対面する男性のお客様の中には洗面所で使っている方が多く、1個か2個買って、たまに会うと、「まだ使っている。なかなか減らない」と言われます。風呂場で使っていると、おおよそ2週間で1個使い切ります。炊事場で使っているのは私ぐらい。あまり聞きません。でも、指先などの手荒れに悩んでいる方には、炊事場での使用はおすすめです。
