2024/01/30 09:00

 以前、女性の友人と話していて、バスタブを洗う話になりました。私は自慢げに私が1週間に1度はバスタブを洗うことを話したところ、「ええっ!1週間に1度しか洗わないの。ドン引き」と言われてしまいました。

 私としては”1週間に1度でも洗う自分はなんて清潔なんだ” と感じていたのですが、彼女の感覚では毎日洗うのが普通でした。

 前回のブログでも書きましたが、本当、人の衛生観念は人それぞれ。トイレの手洗いでも、多くの人はトイレの後で手を洗わない。私はそれを不潔だと思うのですが、私自身もトイレの後、便がついていない限り、石鹸を使うことはありません。これを聞いて、「石鹸を使うべき」と言う人もいます。

 衛生学で考えれば、大便が手につかない限り、手洗いはしなくても問題はありません。しかし、気持ち的にはそれをしないとストレスがたまるので、せざるを得ないです。気持ちの問題なので「ここまではする必要がある」と言えるものがありません。そして人それぞれ千差万別です。洗面所の石鹸は人それぞれの衛生観念で使用状況が大きく異なります。トイレの後でも必ず石鹸で手を洗う人にとっては、洗面所は頻繁に石鹸を使う場所ですが、それ以外の人にとってはあまり使わない場所です。

 私も洗面所の石鹸は9月初めからDHC茶葉石鹸100g使ってみましたが、11月になっても半分ぐらい残っていました。ごくたまに石鹸をつけて手を洗うのと、時々、電動髭剃りを使わない時、髭剃りで使うぐらい。風呂場で使っていたクノッソス石鹸が終わったので、この石鹸を風呂場に置いたところ、1週間で使いきることができました。私の場合、石鹸をよく使う場所は、台所と風呂場。洗面所ではほとんど使いません。台所は食器を洗う時、必ず洗剤をつけます。スポンジでゴシゴシこすって泡立てて使います。風呂場では一番多く使います。この2箇所、とりわけ風呂場で洗体に使うと100gの石鹸が2週間ほどで終わります。つまりそれだけこれらの場所では石鹸を体につけているのですね。そう考えると、肌荒れやあかぎれって、洗面所の石鹸を変えても、あまり効果がないと分かります。よく使う台所の流し台や風呂場の石鹸を変えると大きな違いが現れます。

 多くの人は台所も風呂場も合成洗剤を使い、一番使用頻度が低い洗面所だけ固形石鹸を使っています。それでは、肌の状況は変わらないでしょう。私の場合でも、流し台と風呂場をオリーブオイル石鹸にしたことで、目に見える肌の変化を実感しました。